XPからようやくWindows 7 x64へ
一、
WindowsXPを使い続けて10年になんなんとする。
手に馴染み、体に染みついたものは、なかなか替えられない。だが、2014年にはサポートは打ち切られるという。
まだ3年、と考えるのか、もう3年、と捉えるのか。
まだ3年もある。当分はXPに頑張ってもらわねば、と思っていた。
使い慣れているというだけではない。
誰もがするように、使い勝手をよくするために、有償、無償を問わず、種々のソフトを入れ、設定を弄り、手を入れてきた。
確かに、XPそのものの機能に不満がないわけはない。
例えば、ファイルのコピー、移動時に現われる「ファイルの上書きの確認」では、「はい」、「すべて上書き」、「いいえ」、「キャンセル」しか選択できず、なぜ「すべて上書きしない」のボタンがないのか、当初は不満であり、不思議でもあった。
しかし、今は、「Fire File Copy」という優れたソフトのおかけで、大量のファイルのコピー・移動に何の不満もない。
こうしてその不備を補い、手塩にかけて育ててきたXPには、さして問題はないのである。
二、
ただ、Intel Core 2 Duo E8600(3.33GHz)で組んだかつての高速処理マシンも、今となっては、とても高速とはいえないのが、いささか哀しい。もちろん、記憶域には、SSD(2台でRAID 0)を組み入れたりしてはいるが、最新のCPUのデータを見るにつけ、E8600の古さはいやが上にも感じざるを得ない。日頃PCを扱っていて、その処理の遅さにさほど不満を感じていなかったのであるから、見なければよいのである。が、自ずと目が行ってしまう。
昨年の暮れ、娘が欲しいと言っていたWalkmanを価格コムで調べていたとき、ついCPUのカテゴリを覗いてしまった。
これが、いけなかった。
ふむふむ、Core i7-950 BOX、23,762円なりか。価格改定があったのは知っていたが、こりゃーかなりお安いのではないか。
Sandy Bridgeが、年明けには発売されるのだから、それを待てばよかったのだが。気が付けば、Amazonの買い物カゴに入っていた。
来年に出る予定のIvy Bridgeは凄いとの噂であり、再来年のHaswellもある。
そちらを狙うのであれば、それまでは950で暮らすのもよいのでは、との思いもあった。
その後、いろいろと忙しく、箱に入れたまま1か月ほどほったらかしにしていた。
三、
少し時間ができたので、この950とマザー、GA-X58A-UD3Rとを数か月前に手に入れていたCoolerMasterのCenturion 5 Ⅱに入れて、1台新たに組むことにした。
さて、OSである。XPにするか。
オークションなどを見て回ったが、DSP版でも新品未開封だと、Professionalで2~3万円もするのである。
これなら、DSP版の7 Professionalの方が安い。いずれは新OSに乗換えなければならないのであるから、今からぼちぼちと乗換えの準備をしておこうか。
そう思い直して、Windows 7 Professional 64bitを入れてみることにした。
現在、XPの愛機でできることが、Win7の新PCで全てできるようになるには、少しばかり時間を要するであろう。しばらくは、サブ機として実績を重ねてもらうしかない。
Windows XPには、やはり当分は、一線で活躍して頂かなければならないのである。
WindowsXPを使い続けて10年になんなんとする。
手に馴染み、体に染みついたものは、なかなか替えられない。だが、2014年にはサポートは打ち切られるという。
まだ3年、と考えるのか、もう3年、と捉えるのか。
まだ3年もある。当分はXPに頑張ってもらわねば、と思っていた。
使い慣れているというだけではない。
誰もがするように、使い勝手をよくするために、有償、無償を問わず、種々のソフトを入れ、設定を弄り、手を入れてきた。
確かに、XPそのものの機能に不満がないわけはない。
例えば、ファイルのコピー、移動時に現われる「ファイルの上書きの確認」では、「はい」、「すべて上書き」、「いいえ」、「キャンセル」しか選択できず、なぜ「すべて上書きしない」のボタンがないのか、当初は不満であり、不思議でもあった。
しかし、今は、「Fire File Copy」という優れたソフトのおかけで、大量のファイルのコピー・移動に何の不満もない。
こうしてその不備を補い、手塩にかけて育ててきたXPには、さして問題はないのである。
二、
ただ、Intel Core 2 Duo E8600(3.33GHz)で組んだかつての高速処理マシンも、今となっては、とても高速とはいえないのが、いささか哀しい。もちろん、記憶域には、SSD(2台でRAID 0)を組み入れたりしてはいるが、最新のCPUのデータを見るにつけ、E8600の古さはいやが上にも感じざるを得ない。日頃PCを扱っていて、その処理の遅さにさほど不満を感じていなかったのであるから、見なければよいのである。が、自ずと目が行ってしまう。
昨年の暮れ、娘が欲しいと言っていたWalkmanを価格コムで調べていたとき、ついCPUのカテゴリを覗いてしまった。
これが、いけなかった。
ふむふむ、Core i7-950 BOX、23,762円なりか。価格改定があったのは知っていたが、こりゃーかなりお安いのではないか。
Sandy Bridgeが、年明けには発売されるのだから、それを待てばよかったのだが。気が付けば、Amazonの買い物カゴに入っていた。
来年に出る予定のIvy Bridgeは凄いとの噂であり、再来年のHaswellもある。
そちらを狙うのであれば、それまでは950で暮らすのもよいのでは、との思いもあった。
その後、いろいろと忙しく、箱に入れたまま1か月ほどほったらかしにしていた。
三、
少し時間ができたので、この950とマザー、GA-X58A-UD3Rとを数か月前に手に入れていたCoolerMasterのCenturion 5 Ⅱに入れて、1台新たに組むことにした。
さて、OSである。XPにするか。
オークションなどを見て回ったが、DSP版でも新品未開封だと、Professionalで2~3万円もするのである。
これなら、DSP版の7 Professionalの方が安い。いずれは新OSに乗換えなければならないのであるから、今からぼちぼちと乗換えの準備をしておこうか。
そう思い直して、Windows 7 Professional 64bitを入れてみることにした。
現在、XPの愛機でできることが、Win7の新PCで全てできるようになるには、少しばかり時間を要するであろう。しばらくは、サブ機として実績を重ねてもらうしかない。
Windows XPには、やはり当分は、一線で活躍して頂かなければならないのである。