娘の中学合格を寿ぐ
娘に特に勧めたわけではない。
小学校卒業後は、そのまま公立の中学に進めばよいと思っていた。
娘が自ら、或る中学の受験を望んだのである。
とはいうものの、受験するからには、合格して欲しいと願うのは、人情。
理科でうまく答えられなかった問題があったと悔んでいたのだが、存外、合格した。
娘の小学校からは、昨年は、1名しか合格者は出ていなかったが、今年は、4名の合格となり、先生の誇りの一人となることができた。
不合格となったときに、何と慰めようか、考えあぐねていた。
半年ほど前、塾の最初の模試で、志望者385人中383番という絶望的な成績であったのだから。
私に似たのか、カミさんに似たのか、二人ともトンビなのか。
とまれ、僥倖を掴み取った娘の不屈の努力を心から誉めたい。
小学校卒業後は、そのまま公立の中学に進めばよいと思っていた。
娘が自ら、或る中学の受験を望んだのである。
とはいうものの、受験するからには、合格して欲しいと願うのは、人情。
理科でうまく答えられなかった問題があったと悔んでいたのだが、存外、合格した。
娘の小学校からは、昨年は、1名しか合格者は出ていなかったが、今年は、4名の合格となり、先生の誇りの一人となることができた。
不合格となったときに、何と慰めようか、考えあぐねていた。
半年ほど前、塾の最初の模試で、志望者385人中383番という絶望的な成績であったのだから。
私に似たのか、カミさんに似たのか、二人ともトンビなのか。
とまれ、僥倖を掴み取った娘の不屈の努力を心から誉めたい。
Win7をRAID0にインストール~XPからようやくWindows 7 x64へ(2)
一、
近々SP1が公開されるWindows7は、発売されて1年4か月ほどが経つ。
その普及率は、種々のサイトがアクセス解析を基にして割り出しているが、概ね20%を超えており、XPは既に60%を割っていると言う。企業では、依然、XPから新OSへの切り替えは、はかばかしくないようだが、一般ユーザにおいては、Win7への乗り替えがかなり進んでいるらしい。
その流れに棹さして、遅蒔きながらWin7ユーザの仲間入りである。
【追記】:あれから1年8か月が過ぎた。Windows 7対XPの比率は、2012年10月時点で、私のブログのアクセス解析
を見る限りは、およそ2:1と完全に逆転している。ウェブサイトのユニーク・ビジターのデータを広範
囲にわたって集約して統計を公表しているNETMARKETSHAREというサイトによると、2012年8月にOSの
シェアでWindows 7がXPを抜いたと言う。
Windows 8が発売されたとはいえ、タッチパネルのシングルウィンドウを基本とするその新しい
ユーザインターフェイスが一般の企業に受け入れられるとは考えにくいので、企業においては今後も入
れ替えOSの主流はおそらくWin7ということになろうか。いずれにしろ、それは2014年4月8日のサポート
終了日に向かってXPの活躍の場が徐々に失われていくことを意味する。永きにわたってOS界に君臨して
きたXPの華々しい活躍の日々を思うと、一抹の寂しさを感じざるを得ない。
二、
PCの構成は、
CPU : Intel Core i7-950
Motherboard : GIGABYTE GA-X58A-UD3R
Memory : CFD T3UI1333Q-2G (PC3-10600 2GB X 3)
SSD : Crucial RealSSD C300 (64GB X 2)
HDD : WesternDigital WD10EALS (1TB)
GPU : GeForce GT 430
DVD Drive : Pioneer DVR-S17J
FDD+Card Reader : MITSUMI FA404MX
PSU : ENERMAX PRO87+ EPG600AWT
Chassis : CoolerMaster Centurion 5 Ⅱ
である。
とりあえずのサブPCとしての構成である。
やがて、メインPCの座に就く折には、SSDやHDDを追加し、ブルーレイ・ドライブやCPUクーラーなども装備させて頂きましょうか。そのときは、新たなCPUとマザーに交換、ということになるかもしれないが。
【追記】:現在(2012年7月10日)は、メインPCに昇格し、構成も「Windows 8発売を間近にひかえて~XPから
ようやくWindows 7 x64へ」に記したようにいくらかの変更が加えられている。
三、
まずは、Memtest 86+のFDでメモリのテストを、と思ったが、FDが認識されない。
このマザーのようにFDDのコネクタを備えるものであっても、BIOSでは、「Drive A」はデフォルトが「None」となっている。主要メーカーがFDDの製造を中止するご時世、致し方ないのか。
今更ながらのFDであるが、まだFDDは細々と販売されているようである。早晩、市場から姿を消すでしょうから、今回が最後かなと思いつつ、FDDを付けてみた。最後のご奉公と思い、できうる限り利用することにする。
さて、必要なBIOSの設定変更を行った後、ICH10RとRapid Storage Technologyを使って、SSD、2個でRAID (Stripe)を組み、Windows 7 Professional x64をインストールした。
64bit用のRapid Storage Technology Driverを読み込むには、XPの場合と異なり、F6を使うことはなく、Win7のインストールの際に、下図のような画面から「ドライバーの読み込み」が行えることになっている。ただし、Intelのダウンロード・ページでは、このドライバも「F6インストール用」と冠されているので、ちょっと戸惑う。CDやUSBから読み込むことが可能であるが、もちろん、FDから読み込んだのは言うまでもない。

続いて、各種ドライバ等をインストールし、認証を済ませる。
周辺機器の64bitの対応については、例えばスキャナは、EPSONのGT-9300UFと古いものであるが、ちゃんと64bit用のドライバは用意されており、一般的な機器であれば、巷間言われているほど心配しなくてもよいようです。ただ、そうは言っても一部の古い機器については64bit対応の予定なしとされている機種もあり、機器を買い替えるか、64bitを諦めるかの選択を迫られる方もおられるでしょう。
問題は、やはりソフトである。
64bit版には、「Windows-On-Windows 64(WOW64)」という機能が組み込まれており、VISTAの32bitで動くソフトであれば、大丈夫だと言われているが…。
とりあえず、Firefoxや一太郎2010など、64bit対応を謳っている基本的なソフトを入れることにする。
現在XPで使っているその他のソフトについては、Win7の64bitで使えるかどうか、一つ一つ確認していかなければならず、いささか面倒である。ことに、有償のソフトは、Win7 x64に対応した新版を購入し直す必要があるものも少なくなく、財布にも厳しい。
WEBで先人達のWin7 x64上での動作確認の情報を調べてみると、8割程度は、これまでXPで愛用してきたソフトが、そのまま、あるいは、新版であれば、使えそうである。もちろん、私の環境で正常に動作するかは、これから実際にインストールしてみて、確かめていくことになる。使えそうにないソフトについては、残念だが、替わりとなりうるものを探すほかない。
もっとも、XPモードという手もあるが、なにせ「Windows Virtual PC」という仮想環境でXPを起動させて、その上でソフトを動かすものであるらしく、とても快適な使い心地とは行かないというのが大方の意見である。非常手段と考えた方がよいのかもしれない。
四、
とはいえ、現時点でのWin7 x64の印象は、なかなかの快速、ということになる。
これは、確かにOSの違いによるというよりも、Core 2 Duo E8600及びP45とi7-950及びX58との差によるのかもしれない。しかし、32bitに限っても、XPとWin7とのベンチマークの比較が、方々でなされてきたが、総じてWin7が上回っている。さらに、同一環境で32bitと64bitのWin7の性能を比較した記事(http://ascii.jp/elem/000/000/457/457279/)などによると、64bitは32bitより殆どの面で処理速度が10%~15%ほど高いようである。
そう言われてみると、このWin7機では、ダウンロードさえ高速になったような気がする。文字通り、気がするだけであろうが。
参考までに、両OSにおけるRealSSD C300 64GB X2(RAID 0)のCDMの値を挙げておきます。

ともに、ストライプ・サイズは128KBであり、ライトバック・キャッシュは有効にしてある。
Write側は、全ての項目でWin7が優っており、見事である。
が、一方、Read側は、512KBのランダムを除いてWin7はふるわず、QD32ではXPにかなりの差を開けられている。
それにしても、512KBランダムのWin7の数値が、Write、Readともにシーケンシャルよりも高いというのは、少しばかり不思議である。
近々SP1が公開されるWindows7は、発売されて1年4か月ほどが経つ。
その普及率は、種々のサイトがアクセス解析を基にして割り出しているが、概ね20%を超えており、XPは既に60%を割っていると言う。企業では、依然、XPから新OSへの切り替えは、はかばかしくないようだが、一般ユーザにおいては、Win7への乗り替えがかなり進んでいるらしい。
その流れに棹さして、遅蒔きながらWin7ユーザの仲間入りである。
【追記】:あれから1年8か月が過ぎた。Windows 7対XPの比率は、2012年10月時点で、私のブログのアクセス解析
を見る限りは、およそ2:1と完全に逆転している。ウェブサイトのユニーク・ビジターのデータを広範
囲にわたって集約して統計を公表しているNETMARKETSHAREというサイトによると、2012年8月にOSの
シェアでWindows 7がXPを抜いたと言う。
Windows 8が発売されたとはいえ、タッチパネルのシングルウィンドウを基本とするその新しい
ユーザインターフェイスが一般の企業に受け入れられるとは考えにくいので、企業においては今後も入
れ替えOSの主流はおそらくWin7ということになろうか。いずれにしろ、それは2014年4月8日のサポート
終了日に向かってXPの活躍の場が徐々に失われていくことを意味する。永きにわたってOS界に君臨して
きたXPの華々しい活躍の日々を思うと、一抹の寂しさを感じざるを得ない。
二、
PCの構成は、
CPU : Intel Core i7-950
Motherboard : GIGABYTE GA-X58A-UD3R
Memory : CFD T3UI1333Q-2G (PC3-10600 2GB X 3)
SSD : Crucial RealSSD C300 (64GB X 2)
HDD : WesternDigital WD10EALS (1TB)
GPU : GeForce GT 430
DVD Drive : Pioneer DVR-S17J
FDD+Card Reader : MITSUMI FA404MX
PSU : ENERMAX PRO87+ EPG600AWT
Chassis : CoolerMaster Centurion 5 Ⅱ
である。
とりあえずのサブPCとしての構成である。
やがて、メインPCの座に就く折には、SSDやHDDを追加し、ブルーレイ・ドライブやCPUクーラーなども装備させて頂きましょうか。そのときは、新たなCPUとマザーに交換、ということになるかもしれないが。
【追記】:現在(2012年7月10日)は、メインPCに昇格し、構成も「Windows 8発売を間近にひかえて~XPから
ようやくWindows 7 x64へ」に記したようにいくらかの変更が加えられている。
三、
まずは、Memtest 86+のFDでメモリのテストを、と思ったが、FDが認識されない。
このマザーのようにFDDのコネクタを備えるものであっても、BIOSでは、「Drive A」はデフォルトが「None」となっている。主要メーカーがFDDの製造を中止するご時世、致し方ないのか。
今更ながらのFDであるが、まだFDDは細々と販売されているようである。早晩、市場から姿を消すでしょうから、今回が最後かなと思いつつ、FDDを付けてみた。最後のご奉公と思い、できうる限り利用することにする。
さて、必要なBIOSの設定変更を行った後、ICH10RとRapid Storage Technologyを使って、SSD、2個でRAID (Stripe)を組み、Windows 7 Professional x64をインストールした。
64bit用のRapid Storage Technology Driverを読み込むには、XPの場合と異なり、F6を使うことはなく、Win7のインストールの際に、下図のような画面から「ドライバーの読み込み」が行えることになっている。ただし、Intelのダウンロード・ページでは、このドライバも「F6インストール用」と冠されているので、ちょっと戸惑う。CDやUSBから読み込むことが可能であるが、もちろん、FDから読み込んだのは言うまでもない。

続いて、各種ドライバ等をインストールし、認証を済ませる。
周辺機器の64bitの対応については、例えばスキャナは、EPSONのGT-9300UFと古いものであるが、ちゃんと64bit用のドライバは用意されており、一般的な機器であれば、巷間言われているほど心配しなくてもよいようです。ただ、そうは言っても一部の古い機器については64bit対応の予定なしとされている機種もあり、機器を買い替えるか、64bitを諦めるかの選択を迫られる方もおられるでしょう。
問題は、やはりソフトである。
64bit版には、「Windows-On-Windows 64(WOW64)」という機能が組み込まれており、VISTAの32bitで動くソフトであれば、大丈夫だと言われているが…。
とりあえず、Firefoxや一太郎2010など、64bit対応を謳っている基本的なソフトを入れることにする。
現在XPで使っているその他のソフトについては、Win7の64bitで使えるかどうか、一つ一つ確認していかなければならず、いささか面倒である。ことに、有償のソフトは、Win7 x64に対応した新版を購入し直す必要があるものも少なくなく、財布にも厳しい。
WEBで先人達のWin7 x64上での動作確認の情報を調べてみると、8割程度は、これまでXPで愛用してきたソフトが、そのまま、あるいは、新版であれば、使えそうである。もちろん、私の環境で正常に動作するかは、これから実際にインストールしてみて、確かめていくことになる。使えそうにないソフトについては、残念だが、替わりとなりうるものを探すほかない。
もっとも、XPモードという手もあるが、なにせ「Windows Virtual PC」という仮想環境でXPを起動させて、その上でソフトを動かすものであるらしく、とても快適な使い心地とは行かないというのが大方の意見である。非常手段と考えた方がよいのかもしれない。
四、
とはいえ、現時点でのWin7 x64の印象は、なかなかの快速、ということになる。
これは、確かにOSの違いによるというよりも、Core 2 Duo E8600及びP45とi7-950及びX58との差によるのかもしれない。しかし、32bitに限っても、XPとWin7とのベンチマークの比較が、方々でなされてきたが、総じてWin7が上回っている。さらに、同一環境で32bitと64bitのWin7の性能を比較した記事(http://ascii.jp/elem/000/000/457/457279/)などによると、64bitは32bitより殆どの面で処理速度が10%~15%ほど高いようである。
そう言われてみると、このWin7機では、ダウンロードさえ高速になったような気がする。文字通り、気がするだけであろうが。
参考までに、両OSにおけるRealSSD C300 64GB X2(RAID 0)のCDMの値を挙げておきます。


ともに、ストライプ・サイズは128KBであり、ライトバック・キャッシュは有効にしてある。
Write側は、全ての項目でWin7が優っており、見事である。
が、一方、Read側は、512KBのランダムを除いてWin7はふるわず、QD32ではXPにかなりの差を開けられている。
それにしても、512KBランダムのWin7の数値が、Write、Readともにシーケンシャルよりも高いというのは、少しばかり不思議である。