Internet Explorer 9がガジェットの起動を遅らせる
今月(2012年2月)のMicrosoftの更新プログラムを適用してから、なぜかガジェットの起動に時間がかかるようになった。それまでは「ようこそ」画面からデスクトップ画面に替わると間髪を入れずにガジェットが表示されていたのだが、更新後はデスクトップが表示されてから1分近く経ってからガジェットが現れるようになった。これでは、SSDを使っている、しかも2台をRAID 0にしている意味がない。
ウェブで調べてみると、それはさほど一般的な現象ではないようである。我がWindows7機特有の現象かもしれない。
更新前のバックアップからリカバリを行ない、一つ一つ更新プログラムを当てていくことにした。
すると、x64用のInternet Explorer 9が原因だということが判明した。通常起こるはずのない現象が我が機にのみ起こっているとするならば、その原因はむしろ我が機の側にあるというのが正しいのかもしれない。これが所謂「相性」の問題ということになろうか。
そういうことだとすると、主に使っているブラウザはFirefoxであり、たまさかに使うIE8にも何ら不便や不満はない以上、我が機の側の原因を探り、その手立てを探し出す手間を考えれば、IE9へのアップグレードを当面、断念するという選択は多くの賛同を得るのではなかろうか。
ともかく原因がIE9であったのは、不幸中の幸いというべきかもしれない。これが修正用の更新プログラムであったならば、それだけを適用しないままにしておくのは不安が残るからである。
ということで、Microsoftの更新プログラムを適用した後、ガジェットの起動が遅くなったという場合には、IE9のアンインストールをお勧めしておきます。
ウェブで調べてみると、それはさほど一般的な現象ではないようである。我がWindows7機特有の現象かもしれない。
更新前のバックアップからリカバリを行ない、一つ一つ更新プログラムを当てていくことにした。
すると、x64用のInternet Explorer 9が原因だということが判明した。通常起こるはずのない現象が我が機にのみ起こっているとするならば、その原因はむしろ我が機の側にあるというのが正しいのかもしれない。これが所謂「相性」の問題ということになろうか。
そういうことだとすると、主に使っているブラウザはFirefoxであり、たまさかに使うIE8にも何ら不便や不満はない以上、我が機の側の原因を探り、その手立てを探し出す手間を考えれば、IE9へのアップグレードを当面、断念するという選択は多くの賛同を得るのではなかろうか。
ともかく原因がIE9であったのは、不幸中の幸いというべきかもしれない。これが修正用の更新プログラムであったならば、それだけを適用しないままにしておくのは不安が残るからである。
ということで、Microsoftの更新プログラムを適用した後、ガジェットの起動が遅くなったという場合には、IE9のアンインストールをお勧めしておきます。
【追記】:IE9のインストールに伴う不具合は、VISTAのサイドバーの表示においても見られるようである(Microsoft Answers)。これについては、サイドバーの設定をリセットすることで改善する場合もあるとのこと。また、IE9のインストールによるWin7のガジェットの表示異常は、IEの履歴、Cookie、一時ファイルの削除によって改善したという報告もある。
そこで、改めて、IE9をインストールし、それらの削除を行なってみた。さらに、再度、ガジェット全てをインストールし直してもみた。だが、結果は同じであった。
当分は、IE8をいつくしむことにする。
そこで、改めて、IE9をインストールし、それらの削除を行なってみた。さらに、再度、ガジェット全てをインストールし直してもみた。だが、結果は同じであった。
当分は、IE8をいつくしむことにする。
【追記】:IE10は、ガジェットの起動に影響を与えないようである。Microsoftは、2012年7月以降、脆弱性を理由にガジェットの使用を推奨していないが、私は今もガジェットをその利便性ゆえに愛用し続けている(「ガジェットをなぜ見捨てる」)。
Win7でDMAを有効にする
いわゆるPIO病は、Windows XPやWindows Server 2003等に起こる現象であり、VISTAやWindows 7では起こらないものと思っていた(PIO病については、こちらの記事「PIO病に悩まされて」を御覧下さい。)。Microsoftのこれに関するKnowledge Baseにも、VISTAやWin 7の名は挙がっていない。この問題はずいぶん前から知られていたのであるから、少なくともWin 7で手当てされていないことはないと思われる。
しかし、近頃ウェブでWin 7がPIO病にかかったという書き込みを目にすることがある。おそらくXP等で見られるいわゆるPIO病とは異なるものであろうが、DMA modeになっていないのは事実のようである。
これに関してはMicrosoftのサイトに「直接メモリ アクセス (DMA) のオンとオフを切り替える」という文書があった。それはWin 7についてのものであるが、VISTAについても同様の記述がある。そこには「直接メモリ アクセス (DMA) は、DMA をサポートするハード ディスクや CD または DVD ドライブなどのデバイスに対しては、通常は既定でオンになっています。しかし、デバイスが不適切に取り付けられたり、システム エラーが発生した場合は、手動で DMA をオンにする必要がある場合があ」るとして、その手順が示されている。
1.「デバイス マネージャー」を開くには、「スタート」ボタン、「コントロール パネル」、「システムとセキュリティ」の順にクリックし、「システム」の下の「デバイス マネージャー」をクリックする。管理者のパスワードまたは確認を求められた場合は、パスワードを入力するか、確認情報を提供する。
2.「IDE ATA/ATAPI コントローラー」をダブルクリックする。
3.「IDE ATA/ATAPI コントローラー」の下にある項目のうち、ラベルに「Channel」という文字が含まれる各項目を右クリックし、「プロパティ」をクリックする。
4.「詳細設定」タブをクリック(通常は、接続されたデバイスに応じて「Ultra DMA モード 5」などと表示されるはず)。
「デバイスのプロパティ」で、「DMA を有効にする」チェック ボックスをオンまたはオフにし、「OK」をクリックする(念のため再起動)。
以上で、オフになっていた「DMA を有効にする」のチェック ボックスをオンにすれば、動作の鈍くなっていたデバイスは元の高速の状態に戻るはずである。
ただ、私自身のWin 7機は、DMAが無効になるという症状に見舞われたことがないので、あくまでMicrosoftのサイトに掲載された対処法を、参考までに紹介するだけである。
【追記】:UltraDMA CRCエラーについては、こちらの記事「UltraDMA CRCエラーとマザーボード交換」も御覧下さい。
しかし、近頃ウェブでWin 7がPIO病にかかったという書き込みを目にすることがある。おそらくXP等で見られるいわゆるPIO病とは異なるものであろうが、DMA modeになっていないのは事実のようである。
これに関してはMicrosoftのサイトに「直接メモリ アクセス (DMA) のオンとオフを切り替える」という文書があった。それはWin 7についてのものであるが、VISTAについても同様の記述がある。そこには「直接メモリ アクセス (DMA) は、DMA をサポートするハード ディスクや CD または DVD ドライブなどのデバイスに対しては、通常は既定でオンになっています。しかし、デバイスが不適切に取り付けられたり、システム エラーが発生した場合は、手動で DMA をオンにする必要がある場合があ」るとして、その手順が示されている。
1.「デバイス マネージャー」を開くには、「スタート」ボタン、「コントロール パネル」、「システムとセキュリティ」の順にクリックし、「システム」の下の「デバイス マネージャー」をクリックする。管理者のパスワードまたは確認を求められた場合は、パスワードを入力するか、確認情報を提供する。
2.「IDE ATA/ATAPI コントローラー」をダブルクリックする。
3.「IDE ATA/ATAPI コントローラー」の下にある項目のうち、ラベルに「Channel」という文字が含まれる各項目を右クリックし、「プロパティ」をクリックする。
4.「詳細設定」タブをクリック(通常は、接続されたデバイスに応じて「Ultra DMA モード 5」などと表示されるはず)。
「デバイスのプロパティ」で、「DMA を有効にする」チェック ボックスをオンまたはオフにし、「OK」をクリックする(念のため再起動)。
以上で、オフになっていた「DMA を有効にする」のチェック ボックスをオンにすれば、動作の鈍くなっていたデバイスは元の高速の状態に戻るはずである。
ただ、私自身のWin 7機は、DMAが無効になるという症状に見舞われたことがないので、あくまでMicrosoftのサイトに掲載された対処法を、参考までに紹介するだけである。