白い可愛らしいPCを
白い可愛らしいPCを一台、姪のために組んだ。
安くて色味も面白いノートPCにしたら、と勧めたが、デスクトップがいいと言うのである。引き渡す前に、記念にそのPCの構成をここに書き留めておくことにする。

● Chassis:AOPEN TM-363 White
● CPU:Intel Pentium Dual-Core G620 BOX (2.6GHz LGA1155)
● Motherboard:ASRock H61M-GS
● Memory:UMAX Cetus DCDDR3-4GB-1333 (DDR3 PC3-10600 2GB 2枚組)
● HDD:Western Digital WD10EARX (1TB SATA600)
● SSD:Crucial RealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1 (64GB)
● DVD Drive:IO-DATA DVR-S7260LE (ホワイト)
● Card Reader:リンクス SFD-32F/T71UJR-3BESEL
● Fan:ENERMAX T.B.Silence UCTB8 (1600rpm 80mm 27.94CFM 15dB)
● Monitor:IO-DATA LCD-AD201XW (20インチ ホワイト ノングレア)
● Keyboard:BUFFALO BSKBU02WH
● Mouse:BUFFALO BSMOU05SWH
● OS:Windows 7 Home Premium 32bit SP1 DSP版
● Printer:EPSON PX-101
必要最小限のソフトしか入れていないので、OSは目を見張るほど素早く立ち上がる。電源を入れて壁紙が現れるまで10秒とかからない。SATA3Gb/sではあるものの、SSDの高速起動には改めて驚かされる。シャットダウンも3~4秒である。この凄さを姪は分かってくれるのであろうか。
とはいえ、幼かった姪が社会人になったのかと思うと感慨深い。
安くて色味も面白いノートPCにしたら、と勧めたが、デスクトップがいいと言うのである。引き渡す前に、記念にそのPCの構成をここに書き留めておくことにする。

● Chassis:AOPEN TM-363 White
ケースは白がいいというので、「ピアノホワイト塗装」のこれを選んだ。ピカピカしたなかなか可愛らしいケースである。付屬の電源に不安はあったが、大丈夫そうである。
● CPU:Intel Pentium Dual-Core G620 BOX (2.6GHz LGA1155)
姪の用途は、主にインターネット、メール、iPodの曲管理、写真管理だというので、Celeron Dual-Core E3400あたりで十分では、と考えたが、最大の資金提供者である親父たる弟が、最新のものに、ということでこれにした。
● Motherboard:ASRock H61M-GS
ケースがMicro-ATX対応なので、これに。
● Memory:UMAX Cetus DCDDR3-4GB-1333 (DDR3 PC3-10600 2GB 2枚組)
安価で、私も使っている。
● HDD:Western Digital WD10EARX (1TB SATA600)
用途からして500GBでも十分だと思ったが、余裕をもって1TBにした。ところが、例のタイの洪水である。その前であったら4千円台で買えたが、一時はその3倍以上に価格は跳ね上がった。ぎりぎりまで待って8千円台で何とか手を打つことにした。
● SSD:Crucial RealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1 (64GB)
これこそ必要ないとも思えるが、手持ちのC300をシステム用に付けてやることにした。
● DVD Drive:IO-DATA DVR-S7260LE (ホワイト)
Blu-rayは必要なかろうということで、安くてベゼルが白を、と探してこれにした。
● Card Reader:リンクス SFD-32F/T71UJR-3BESEL
その名が示すように、これには3色(ホワイト、ブラック、シルバー)のベゼルが付屬しており、USBやeSATAのコネクタもあり、おまけに電源スイッチも付いている。購入者には非常に親切な製品である。
● Fan:ENERMAX T.B.Silence UCTB8 (1600rpm 80mm 27.94CFM 15dB)
このケースにはファンが付いていないので静かなこれにした。さすがENERMAX、実に静かである。
● Monitor:IO-DATA LCD-AD201XW (20インチ ホワイト ノングレア)
白の手頃なものとして。
● Keyboard:BUFFALO BSKBU02WH
格安で、キーのふらつきも少なく、打ちにくさはない。コストパフォーマンスは極めて高い製品である。
● Mouse:BUFFALO BSMOU05SWH
手の小さい女性用で、クリックも非常に軽い。
● OS:Windows 7 Home Premium 32bit SP1 DSP版
32bitで何も問題はない。
● Printer:EPSON PX-101
取り敢えず印刷ができればよいと言うので、これを。
必要最小限のソフトしか入れていないので、OSは目を見張るほど素早く立ち上がる。電源を入れて壁紙が現れるまで10秒とかからない。SATA3Gb/sではあるものの、SSDの高速起動には改めて驚かされる。シャットダウンも3~4秒である。この凄さを姪は分かってくれるのであろうか。
とはいえ、幼かった姪が社会人になったのかと思うと感慨深い。
メモリの解放
一、
長い時間PCを使っていると、しかも大きなデータを扱っていると、PCの動きが鈍くなってくる。日常的にPCに触れる人は多かれ少なかれ経験することであろう。その主な原因はメモリ不足であるとされる。
OSが64bitであれば、メモリの増設でその頻度を下げることが可能であるが、32bitのOSではそうもいかない。いずれにしろ、メモリ不足に直面した場合には、作業を中断して再起動するという方法以外に、有効な対処法はないのであろうか。
Windowsの場合、「empty.exe 」というプログラムが、メモリの解放に絶大の効果を発揮すると言われている。これはWindows Server 2003 Resource Kit Toolsという無償のソフトに含まれているもので、それを取り出して使うというのである。その方法は多くのウェブ・ページで解説されているので、詳細はそちらに譲り、ここではそれらを参考して簡単に説明するに留めておきます。
このempty.exeはWindows Server 2003やXPだけでなく、Vista、Windows 7でも使えるとのことである。Windows Server 2003 Resource Kit Tools自体は、64bitのプラットフォームではサポートされないとダウンロード・ページに注意書きがなされているが、empty.exeは64bitでも使用可能だそうである。私もWin7 x64で使ってみたが、大丈夫なようである。
メモリ不足と感じた時に、このショートカットをダブルクリックするだけで、メモリを解放してくれるというのである。empty.exeは、あまたあるメモリ解放ソフトの中で群を抜いて効果があり、Microsoftが提供するプログラムであるから、安心して使えるソフトでもある。
二、
また、以前「SuperfetchとPrefetchについて~(2)」で取り上げたRamMapというソフトにも「Empty」というメニューがある。このソフトもMicrosoftのSysinternals Toolsの一つであるから、その「Empty」という機能も信頼できるといえる。その上、御覧のようにメモリ解放の対象となる領域を選択することができ、その効果もまた絶大である。

RamMap, Empty
ただし、RamMapの動作環境は、Vista以降又はWindows Server 2008以降となっているので、XPを使っている人は残念ながら上のempty.exeのみが利用可能ということになる。
長い時間PCを使っていると、しかも大きなデータを扱っていると、PCの動きが鈍くなってくる。日常的にPCに触れる人は多かれ少なかれ経験することであろう。その主な原因はメモリ不足であるとされる。
OSが64bitであれば、メモリの増設でその頻度を下げることが可能であるが、32bitのOSではそうもいかない。いずれにしろ、メモリ不足に直面した場合には、作業を中断して再起動するという方法以外に、有効な対処法はないのであろうか。
Windowsの場合、「empty.exe 」というプログラムが、メモリの解放に絶大の効果を発揮すると言われている。これはWindows Server 2003 Resource Kit Toolsという無償のソフトに含まれているもので、それを取り出して使うというのである。その方法は多くのウェブ・ページで解説されているので、詳細はそちらに譲り、ここではそれらを参考して簡単に説明するに留めておきます。
このempty.exeはWindows Server 2003やXPだけでなく、Vista、Windows 7でも使えるとのことである。Windows Server 2003 Resource Kit Tools自体は、64bitのプラットフォームではサポートされないとダウンロード・ページに注意書きがなされているが、empty.exeは64bitでも使用可能だそうである。私もWin7 x64で使ってみたが、大丈夫なようである。
● Windows Server 2003 Resource Kit Toolsをダウンロードして7-ZipやWinRAR などで解凍する。
● その中の「rktools.msi」をさらに解凍。
● その中の「empty.exe」をコピーして、C:\WINDOWS\system32 の中に入れる。
● メモ帳などのテキスト・エディタで
@echo off
empty.exe *
と打って、任意の名前をつけ、拡張子を「bat」として、例えば「empty.bat」などとして、同じsystem32フォルダに保存。
● あるいは、メモ帳などのテキスト・エディタで、
Dim ws
Set ws = CreateObject("Wscript.Shell")
ws.run "cmd /c empty.exe *",vbhide
Set ws = Nothing
と書いて、任意の名前をつけ、拡張子を「vbs」として、例えば「empty.vbs」などとして、同じsystem32フォルダに保存する。
● そのバッチ・ファイル又はVisual Basic Scriptのショートカットを使い易いところに置く。
● その中の「rktools.msi」をさらに解凍。
● その中の「empty.exe」をコピーして、C:\WINDOWS\system32 の中に入れる。
● メモ帳などのテキスト・エディタで
@echo off
empty.exe *
と打って、任意の名前をつけ、拡張子を「bat」として、例えば「empty.bat」などとして、同じsystem32フォルダに保存。
● あるいは、メモ帳などのテキスト・エディタで、
Dim ws
Set ws = CreateObject("Wscript.Shell")
ws.run "cmd /c empty.exe *",vbhide
Set ws = Nothing
と書いて、任意の名前をつけ、拡張子を「vbs」として、例えば「empty.vbs」などとして、同じsystem32フォルダに保存する。
● そのバッチ・ファイル又はVisual Basic Scriptのショートカットを使い易いところに置く。
メモリ不足と感じた時に、このショートカットをダブルクリックするだけで、メモリを解放してくれるというのである。empty.exeは、あまたあるメモリ解放ソフトの中で群を抜いて効果があり、Microsoftが提供するプログラムであるから、安心して使えるソフトでもある。
二、
また、以前「SuperfetchとPrefetchについて~(2)」で取り上げたRamMapというソフトにも「Empty」というメニューがある。このソフトもMicrosoftのSysinternals Toolsの一つであるから、その「Empty」という機能も信頼できるといえる。その上、御覧のようにメモリ解放の対象となる領域を選択することができ、その効果もまた絶大である。

RamMap, Empty
ただし、RamMapの動作環境は、Vista以降又はWindows Server 2008以降となっているので、XPを使っている人は残念ながら上のempty.exeのみが利用可能ということになる。