Windows 10 Technical Previewを入れる
一、
Microsoftの新たなOS、Windows 10は、2015年夏にそのRTM版(Release To Manufacturing Version)がリリースされ、初秋には一般販売が開始されると言われていた。ところが、一部で囁かれていた如く、通常の「販売」ではないことが明らかになった。Microsoftは、2015年1月21日(日本時間22日)、Windows 10: The Next Chapterと題する次期OSに関する重大な発表を行った(http://news.microsoft.com/windows10story/?OCID=WIP_r_Jan_Body_Webcast_9)。
そこで、Terry Myerson氏(エグゼクティブ・ヴァイスプレジデント、オペレーティングシステム担当)は以下のように述べている(http://blogs.windows.com/bloggingwindows/2015/01/21/the-next-generation-of-windows-windows-10/)。
「次世代Windows:Windows 10
本日、私は新世代のWindowsであるWindows 10について新たな情報を分かち合えることを光栄に思います。
私達のチームは、より多くのWindows 10の経験とWindows 10が、大画面から小画面へ、さらに画面の全くないものまで、最も幅広い範囲のディバイスに新たなシナリオをどのように吹き込むかといったことを分かち合った。皆さんは、オン・ディマンドのプレゼンテーション・ビデオをここで(http://news.microsoft.com/windows10story/?OCID=WIP_r_Jan_Body_Webcast_9)見ることができます。
Windows 10は、さらなるパーソナル・コンピューティングの時代への最初の一歩となります。このビジョンによってWindows 10に関する私達の仕事の枠づけがなされました。そのなかで、私達はWindowsをPCという唯一のディバイスを動作可能にしてきた過去の遺産から、もっと可搬性のある、自然な、信頼に基礎を置く世界へと移行させていくことになります。私達はあなた方の経験が、単にあなた方のディバイスだけでなく、持ち運び可能なものになるべきだと信じています。テクノロジーは、突拍子もないものとなるべきであり(訂正:行く手を邪魔するものであってはならず)、あなた方のアプリやサービスやコンテンツはディバイスを超えて、切れ目なく容易にあなた方と一緒に移動すべきなのです。様々に結びついて、誰からも覗かれてしまう筒抜けの私達の世界において、私達は人々がプライバシーについて深く憂慮していることを知っています。私達もまた憂慮しています。だからこそ、私達が行うのは、皆さんを管理の下に置くことだけなのです。なぜなら、皆さんは私達の顧客であって、私達の製品ではないからです。また、私達は、テクノロジーと相互に交流することは、正しく相互交流するために、正しい方法で、正しい時に、声やペンやジェスチャーを使い、さらに見つめ合いながら人々と相互に交流することと同じように自然なことであるべきだと信じています。これらの着想が私達の開発を導き、皆さんは、今日、その着想に命が吹き込まれるところを目の当たりにすることになったのです。
Windowsをサービスとして、Windows 10への無償のアップグレードとして提供する
今日は、Windowsチームの私達にとって記念すべき日となりました。なぜなら、私達は、顧客である皆さんと保ってきた関係を定義し直したいという願いを共有したからです。私達は、Windows 10の無償アップグレードは、Windows 7、Windows 8.1及びWindows Phone 8.1を実行しているお客様が、本サービス開始後1年以内にアップグレードする場合に手に入れて頂けるようにする、と発表しました。*
(* ハードウェア及びソフトウェア要件が適用されます。追加料金は頂きません。利用できる機能はディバイスによって異なる場合があります。除外されるエディションもあります。詳細はhttp://www.windows.comを御覧下さい。)
これは、1回のアップグレードに留まりません。一度WindowsのディバイスがWindows 10にアップグレードされると、私達は、そのディバイスのサポート存続期間の間は、アップグレードを、無料で、行うことを継続させます。Windows 10があれば、その経験は、時を経て進化し、さらにより良きものとなるでしょう。新たな機能は、準備ができ次第、次のメジャー・リリースを待つことなく、お届けします。私達はWindowsをサービスだと考えています。実際、2年ほどでWindowsは地球上で最も大きなインターネット・サービスの一つであると当然に考えられるようになるかもしれません。
そして、どのインターネット・サービスもそうであるように、「どのバージョンを使っているの?」と尋ねるという観念は、意味をなさなくなります。これは、私達のWindows開発者にとって大きなニュースです。全ディバイス・ファミリーにわたって動作する汎用のWindowsアプリがあれば、開発者は、PC、タブレット、電話、Xbox、モノのインターネット等々、広範囲のディバイスをターゲットにする一つのアプリを作り上げることができます。
企業のお客様に対しては、私達は、ディバイスの多くが今日も機能している方法で、彼等の任務である厳しい環境のために長期のサービスを行いながら、サポートを続けます。Windows 10があれば、私達が多くの企業向けディバイスのために勧めている最良の実践は、Windowsアップデートに接続し、最新のセキュリティと生産性向上について、入手できる限り早く、最新の情報を受け取るようにしておくことになります。私達の企業への取り組みについてはこのブログで、こののち数か月のうちにさらなる朗報と共に、皆さんに詳細をお知らせすることができるでしょう。
Windows 10についてのすべては、それがサービスとして、無償アップグレードとして提供されるという経験であって、すべてのお客様にとって持続する価値を意味します。新世代のWindowsは、参加です。人々をテクノロジーから解放することへの、人々に優れたことを為す可能性を与えることへの参加です。
Windows Insider Programに参加されている方々と一緒に、私達は、Windows 10をMicrosoftがこれまでに手がけた最も大きな開かれた合作的な開発の成果とする真っ只中にいます。Windows Insider Programを9月に開始して以来、私達は170万人のWindowsインサイダーの方々の参加を得ており、その方々は80万件以上のフィードバックを届けてくれています。私達はあなた方と共にWindowsの未来をまさに共同して作り上げ、私達はこの新たな開かれた開発のプロセスにおけるあなた方の価値ある役割に恐縮しています。(抄訳)」
二、
昨年の暮れに、Microsoftの次期Windowsが少し気にかかり、Windows 10 Technial Previewを、Intel i7-950を載せたGIGABYTEのGA-X58A-UD3Rに入れてみた。Windows 8があのように、PC自作者にとっては使いづらいUIを採用したOSとなってしまっていたので、その後継OSがさらにひどいことになってやしまいかと危惧したからである。
Windows 10は、幾ばくかはキーボードとマウスを使う者に配慮したUIになってはいるようであるが、スタートメニューの右ペインに配置される正方形のタイルのようなアイコンは、大きさが変えられるとはいえ、やはり違和感がある。総じてタッチパネル志向の色に染め上げられているOSという印象である。FeedbackやForumに拙い英語でその流れに抗うべく、投稿をしていたところに、この発表である。
確かに、無償のアップグレードはありがたいが、デスクトップ向けOSとタブレット向けOSを分けてもらえないだろうかという一縷の望みは無惨にも打ち砕かれることになった。seamlessという言葉がやけに耳に残る発表であった。
【追記1】:
三、
Windows 10 Technial Previewについて、少し触れて気付いたことを幾つか拾ってみたいと思う。
インストールしたBuildは9841であったが、その後9879に更新され、新たに2015年1月23日にBuild 9926が公開されている。Build 9926は、これまで画面右下に表示されていたWindows Technical Previewという名称がWindows 10 Pro Technical Previewに変わった。この版から日本語版も公開されているが、それを使うにはクリーンインストールしなければならず、私は面倒なのでそのまま英語版を使っている。
1. 英語版でも日本語のIMEを使うことができるので、さほど困らないが、キーボードの設定がUSキーボード101/104のままで、日本語キーボード106/109に切り替えることができなかった。両者はキーの位置が異なっており、USキーボードを使ったことがなかったので、Technial Previewをインストールする場合や起動する場合に、Eメールアドレスやパスワードを入力する必要があるため、うろたえてしまった。「@」(アットマーク)や「_」(アンダースコア)がどこにあるのか、キーボード上を探し回った。
日本語キーボードの「\」、「\」、「無変換」、「変換」、「カナ/かな」の5つのキーが、USキーボードには存在しない。そのためUSキーボード設定で日本語キーボードを使用した場合、これらのキーを打っても何も入力されない。また、以下のように入力されるキーが異なっている。
日本語キーボードの半角の場合、上段の「1」のキーから順に右へ「Shift」キーを押しながら打つと、
「!」「"」「#」「$」「%」「&」「'」「(」「)」「なし」「=」「~」「|」となるが、
日本語キーボードをUSキーボードの設定のままで、同様に打つと、
「!」「@」「#」「$」「%」「^」「&」「*」「(」「)」「_」「+」「なし」となる。
そのほか日本語キーボードの半角とUSキーボードとでキー配置が異なるキーを列挙すると、
日本語の「-」(「=」、丸括弧内は「Shift」+を示す。以下同様)は、USでは「-」(「_」)
日本語の「^」(「~」)は、USでは「=」(「+」)
日本語の「@」(「`」)は、USでは「[」(「{」)
日本語の「[」(「{」)は、USでは「]」(「}」)
日本語の「;」(「+」)は、USでは「;」(「:」)
日本語の「:」(「*」)は、USでは「'」(「"」)
日本語の「]」(「}」)は、USでは「バックスラッシュ」(「|」)
となる。
さすがにこれだけ異なると使いづらいので、ウェブで調べ、レジストリを書き替えて日本語キーボード106/109を使えるようにした。また、キーの反応が不安定であったが、改善されたようである。
2. スタートメニューのデザインは一新されている(下図)。右ペインのアイコンは上下にスクロールするようになり、タイル状のアイコンはかなり自由に配置することができるようになった。左ペインの最下部にあった検索はタスクバーに移動している。
図-Start Menu on Build 9926

スタートメニューがWindows 8.1から復活したことは、マウス操作には便宜であり、喜ばしいことだが、実は、私は殆どスタートメニューを使わないのである。ご存知の方も多いと思うが、「CLaunch」というソフトを私は愛用している。これに日頃使用するソフトのショートカットを登録して、画面右端に隠し、必要なときにマウスポインタを右端に当てて呼び出して使っている。この「CLaunch」は、極めてカスタマイズ性が高く、表示位置、表示速度、キーボードやマウスの操作、ウィンドウ枠やタブやボタンの大きさ・色、フォントの設定、テキストやアイコンの位置の微調整等々がカスタマイズ可能であり、その項目の多さ・詳細さは驚異的である。これを使っている限り、スタートメニューの出番は殆どない。Technial Previewでも、この「CLaunch」が基本的に動作することは確認している。
3. また、これまでのビルドでは、FDDを認識できず、ForumやFeedbackで要望が上がっていた。Microsoftから、FDDのドライバについては、いずれ実装する予定であると回答されており、この9926でそれが果たされ、FDDは認識されるようになった。
このような所謂レガシーと称される旧来のインターフェイスやディバイスに言及すると、決まって「今さら何を」と容喙し嘲罵を浴びせる輩が湧いてくる。自ら不要とするものを他者が必要とすることを許容しない愚昧の底には、新しきことのみ善きことであり、古きことは悪しきことであるとする短慮が横たわっている。無視すれば済むものを、英語の拙劣さを顧みず一言書きしるさずに済ませられなかった己の浅はかさを幾分恥じているところである(Question : Did Windows 10 drop floppy drive support)。
4. Technical Previewでは、既にウェブ上で指摘されていることではあるが、コマンドプロンプト及びPowerShellにおいて、これまで使えなかったキーボード・ショートカット(ホットキー)が有効となった("Windows 10 gets a fresh command prompt and lots of hotkeys")。その中で最も便利なキーは、コピー&ペーストと選択キーであろう。
「Ctrl」+「C」でコピーすることができ、「Ctrl」+「V」で貼り付けすることができるようになった。また、「Shift」+カーソールキーでテキストを選択することもできる。「Shift」+「←」、「Shift」+「→」、「Shift」+「↑」、「Shift」+「↓」、「Shift」+「Home」、「Shift」+「End」などが利用できるのである。これらは、ささやかな機能ではあるが、今まで使うことできず、不便を強いられていたものである。
これらホットキーは、デフォルトで使用可能であるが、万が一使用できない場合は、プロパティにその設定項目あるので、チェックを入れればよい。
5. さらに、何よりGadgetの復活を期待したい。既に「ガジェットをなぜ見捨てる」という一文にも書いたことだが、この機能は極めて便宜であり、Windows 10において是非ともガジェットを復活して頂きたい。もちろん、この願いはFeedbackを通じてMicrosoftに伝えている。賛同される方は、Feedbackにガジェット復活要望のコメントを見つけて「Me Too」をクリックするか、新たにメッセージを残して頂ければ幸いである。
確かに、「8GadgetPack」というソフトをインストールすることによって、ガジェットを利用することができるようになる。これはWindows 8及び8.1向けに作成されたものであるが、Technial Previewでも使用可能であることは確認できた。しかし、Windows 7で私が愛用しているI-O DATAの「I-O Drive Center」というガジェットだけが、「8GadgetPack」を用いてもTechnial Previewでは不具合を生じて使用できないのである。この「I-O Drive Center」(I-O DATAのストレージ等の対象製品を利用している人は無料で利用できる)はドライブ・モニターとして非常に利便性・視認性の高いガジェットであると評価しており、何としてもこれが使えるようにならないものかと思っているのである。
I-O DATAにその改善・修正を求めたとしても(既に要望は出しているが)、やはりWindows 10が正式にガジェットを採用しなければ、ベンダーとしてはそれに応ずるのは、なかなか難しいと言わざるを得ないであろう。ガジェットがWindows 10に採用されるのであれば、デフォルトで無効とされていても構わないのである。大々的にその復活を謳わなくとも結構である。そっとその機能をWindowsに忍ばせてくれれば、それでよいのである。現に、Technial Previewには、Program Filesの中にWindows Sidebarというフォルダが、中は空っぽであるにも拘わらず、残されているのである。
どうか、Microsoftにはガジェットの復活を再考して頂きたい。
四、
Microsoftが推し進めようとしているその流れ、デスクトップからスマートフォンまで同一のOperating Systemが適用されるという流れは、インフラストラクチャーとして成熟しつつあるインターネットを主な基盤とするクラウド環境の整備とその活用というさらに大きなコンピューティング世界の流れの中で、果たして如何なる結果をMicrosoft自身に、我々利用者にもたらすであろうか。
時代と社会が、そこで利用され活用される手段や方法を必要とし、生み出し、選び取るのである。手段・方法は時代と社会の制約を免れることはできない。コンピューティングという技術もまた然り。一介の利用者は言うに及ばず、コンピューティングに係わる広汎かつ強大な影響力を持つ企業と言えども、その制約から自由ではあり得ない。
人々は、この流れを有用有益として歓迎するであろうか。Windowsを利用したいと望む者は、従来のOSのバージョンという概念がなくなる以上、いずれはWindows 10を受け入れざるを得ないであろうが、Windows 7に改良を加えた程度のOSで充分だと思っている人は、私ばかりではないはずである。
総じて、我々Windows 7利用者の関心は、今使用しているソフトがすべてWindows 10で使用可能になるであろうか、ということに尽きよう。もちろん、それについてはソフト・ベンダー側の問題が大きいが、Microsoftにも然るべき対応が求められることもあろう。
画面を指先で撫でて操作することに未だ慣れず、必要なとき以外インターネットに接続することを好まない頑迷固陋な私が、この流れに棹さして進むことができるようになるには、まだ少し時間が必要かもしれない。 (2015.1.28)
【追記2】:
五、
いよいよこのInsider Previewも最終段階に来たようである。2015年7月16日(日本時間)、Build 10240への更新が開始された。バージョン情報を表示すると、「Windows 10」と正式に明示されるようになった。

(検索ボックスからWinverコマンドを実行)
Windows 10 Proは、"TH1 Professinal 10240"として、Windows 10 Homeは、"TH1 Core 10240"として、Windows Enterpriseは、"TH1 Enterprise 10240"として更新プログラムが提供されている。ただし、既にWindows Insider Programに登録していた者にのみ配信されているらしい(https://insider.windows.com)。まだ、大きな更新はあるらしいが、実質的には、これがほぼRTM(Release To Manufacturing)版ということのようである。
このWindows 10については巷間、様々に毀誉褒貶が飛び交っている。だが、自分に望ましいOSとその上で動作する必要なアプリケーションの全てを独りで作り上げる能力も時間もない一介のエンドユーザにとっては、しかもPCを自作する者にとっては、Windowsが依るべきOSとならざるをえない。勿論、Linuxのディストリビューションの有用性を認めるに吝かではないが、哀しいかな日常における実用の場面では、メインストリームとなりえていないのが現実である。当然ながら、Windows 7において日々用いているアプリケーションが、Windows 10で動作するかどうかが当面の関心事となる。今のバージョンではインストールすらできないものもある。Windows 10への対応に有償のアップグレードが求められるものもあろう。
小規模のフリーソフトのいくつかは、既にWindows 10対応版が提供されており、ソフトウェア・ベンダーにおいても、自社製品のTechnical Previewへの対応状況を逐一公表しているところもあれば、正式なリリースがあるまでは何らアナウンスをしないとしているところもある。しばらくは、現在使用している数十種類のソフトにつき、一つ一つWindows 10への対応状況を確認していくことになろう。今のところWindows 10の必要性をほとんど感じていないせいであろうか、気の進まない作業となりそうなので、ぼちぼちと進めることにする。
とはいえ、いずれは、主流はWindows 10へと移って行くのであろうか。しかし、そのときが来るとしても、Windows XPからWindows 7に移行させたときと同じことが、Windows 7からWindows 10へと移行した場合にも起こるであろう。
Windows 7ではうまくいかないことも、Windows XPならばたやすく行えてしまうことが、今もなおある。それは、単にソフトがXPでしか動かないというだけではないのである。これと同じ事態がWindows 7と10との間でも起こりうるということである。おそらく、海水だけでも淡水だけでも生きていけずに否応なく汽水域に棲息する魚のように、Windows XPと7と10とを使い分け、ときにLinuxを利用しながらPCライフを生きていくことになるのであろうか。
(2015.7.23)
Microsoftの新たなOS、Windows 10は、2015年夏にそのRTM版(Release To Manufacturing Version)がリリースされ、初秋には一般販売が開始されると言われていた。ところが、一部で囁かれていた如く、通常の「販売」ではないことが明らかになった。Microsoftは、2015年1月21日(日本時間22日)、Windows 10: The Next Chapterと題する次期OSに関する重大な発表を行った(http://news.microsoft.com/windows10story/?OCID=WIP_r_Jan_Body_Webcast_9)。
そこで、Terry Myerson氏(エグゼクティブ・ヴァイスプレジデント、オペレーティングシステム担当)は以下のように述べている(http://blogs.windows.com/bloggingwindows/2015/01/21/the-next-generation-of-windows-windows-10/)。
「次世代Windows:Windows 10
本日、私は新世代のWindowsであるWindows 10について新たな情報を分かち合えることを光栄に思います。
私達のチームは、より多くのWindows 10の経験とWindows 10が、大画面から小画面へ、さらに画面の全くないものまで、最も幅広い範囲のディバイスに新たなシナリオをどのように吹き込むかといったことを分かち合った。皆さんは、オン・ディマンドのプレゼンテーション・ビデオをここで(http://news.microsoft.com/windows10story/?OCID=WIP_r_Jan_Body_Webcast_9)見ることができます。
Windows 10は、さらなるパーソナル・コンピューティングの時代への最初の一歩となります。このビジョンによってWindows 10に関する私達の仕事の枠づけがなされました。そのなかで、私達はWindowsをPCという唯一のディバイスを動作可能にしてきた過去の遺産から、もっと可搬性のある、自然な、信頼に基礎を置く世界へと移行させていくことになります。私達はあなた方の経験が、単にあなた方のディバイスだけでなく、持ち運び可能なものになるべきだと信じています。テクノロジーは、
Windowsをサービスとして、Windows 10への無償のアップグレードとして提供する
今日は、Windowsチームの私達にとって記念すべき日となりました。なぜなら、私達は、顧客である皆さんと保ってきた関係を定義し直したいという願いを共有したからです。私達は、Windows 10の無償アップグレードは、Windows 7、Windows 8.1及びWindows Phone 8.1を実行しているお客様が、本サービス開始後1年以内にアップグレードする場合に手に入れて頂けるようにする、と発表しました。*
(* ハードウェア及びソフトウェア要件が適用されます。追加料金は頂きません。利用できる機能はディバイスによって異なる場合があります。除外されるエディションもあります。詳細はhttp://www.windows.comを御覧下さい。)
これは、1回のアップグレードに留まりません。一度WindowsのディバイスがWindows 10にアップグレードされると、私達は、そのディバイスのサポート存続期間の間は、アップグレードを、無料で、行うことを継続させます。Windows 10があれば、その経験は、時を経て進化し、さらにより良きものとなるでしょう。新たな機能は、準備ができ次第、次のメジャー・リリースを待つことなく、お届けします。私達はWindowsをサービスだと考えています。実際、2年ほどでWindowsは地球上で最も大きなインターネット・サービスの一つであると当然に考えられるようになるかもしれません。
そして、どのインターネット・サービスもそうであるように、「どのバージョンを使っているの?」と尋ねるという観念は、意味をなさなくなります。これは、私達のWindows開発者にとって大きなニュースです。全ディバイス・ファミリーにわたって動作する汎用のWindowsアプリがあれば、開発者は、PC、タブレット、電話、Xbox、モノのインターネット等々、広範囲のディバイスをターゲットにする一つのアプリを作り上げることができます。
企業のお客様に対しては、私達は、ディバイスの多くが今日も機能している方法で、彼等の任務である厳しい環境のために長期のサービスを行いながら、サポートを続けます。Windows 10があれば、私達が多くの企業向けディバイスのために勧めている最良の実践は、Windowsアップデートに接続し、最新のセキュリティと生産性向上について、入手できる限り早く、最新の情報を受け取るようにしておくことになります。私達の企業への取り組みについてはこのブログで、こののち数か月のうちにさらなる朗報と共に、皆さんに詳細をお知らせすることができるでしょう。
Windows 10についてのすべては、それがサービスとして、無償アップグレードとして提供されるという経験であって、すべてのお客様にとって持続する価値を意味します。新世代のWindowsは、参加です。人々をテクノロジーから解放することへの、人々に優れたことを為す可能性を与えることへの参加です。
Windows Insider Programに参加されている方々と一緒に、私達は、Windows 10をMicrosoftがこれまでに手がけた最も大きな開かれた合作的な開発の成果とする真っ只中にいます。Windows Insider Programを9月に開始して以来、私達は170万人のWindowsインサイダーの方々の参加を得ており、その方々は80万件以上のフィードバックを届けてくれています。私達はあなた方と共にWindowsの未来をまさに共同して作り上げ、私達はこの新たな開かれた開発のプロセスにおけるあなた方の価値ある役割に恐縮しています。(抄訳)」
二、
昨年の暮れに、Microsoftの次期Windowsが少し気にかかり、Windows 10 Technial Previewを、Intel i7-950を載せたGIGABYTEのGA-X58A-UD3Rに入れてみた。Windows 8があのように、PC自作者にとっては使いづらいUIを採用したOSとなってしまっていたので、その後継OSがさらにひどいことになってやしまいかと危惧したからである。
Windows 10は、幾ばくかはキーボードとマウスを使う者に配慮したUIになってはいるようであるが、スタートメニューの右ペインに配置される正方形のタイルのようなアイコンは、大きさが変えられるとはいえ、やはり違和感がある。総じてタッチパネル志向の色に染め上げられているOSという印象である。FeedbackやForumに拙い英語でその流れに抗うべく、投稿をしていたところに、この発表である。
確かに、無償のアップグレードはありがたいが、デスクトップ向けOSとタブレット向けOSを分けてもらえないだろうかという一縷の望みは無惨にも打ち砕かれることになった。seamlessという言葉がやけに耳に残る発表であった。
【追記1】:
三、
Windows 10 Technial Previewについて、少し触れて気付いたことを幾つか拾ってみたいと思う。
インストールしたBuildは9841であったが、その後9879に更新され、新たに2015年1月23日にBuild 9926が公開されている。Build 9926は、これまで画面右下に表示されていたWindows Technical Previewという名称がWindows 10 Pro Technical Previewに変わった。この版から日本語版も公開されているが、それを使うにはクリーンインストールしなければならず、私は面倒なのでそのまま英語版を使っている。
1. 英語版でも日本語のIMEを使うことができるので、さほど困らないが、キーボードの設定がUSキーボード101/104のままで、日本語キーボード106/109に切り替えることができなかった。両者はキーの位置が異なっており、USキーボードを使ったことがなかったので、Technial Previewをインストールする場合や起動する場合に、Eメールアドレスやパスワードを入力する必要があるため、うろたえてしまった。「@」(アットマーク)や「_」(アンダースコア)がどこにあるのか、キーボード上を探し回った。
日本語キーボードの「\」、「\」、「無変換」、「変換」、「カナ/かな」の5つのキーが、USキーボードには存在しない。そのためUSキーボード設定で日本語キーボードを使用した場合、これらのキーを打っても何も入力されない。また、以下のように入力されるキーが異なっている。
日本語キーボードの半角の場合、上段の「1」のキーから順に右へ「Shift」キーを押しながら打つと、
「!」「"」「#」「$」「%」「&」「'」「(」「)」「なし」「=」「~」「|」となるが、
日本語キーボードをUSキーボードの設定のままで、同様に打つと、
「!」「@」「#」「$」「%」「^」「&」「*」「(」「)」「_」「+」「なし」となる。
そのほか日本語キーボードの半角とUSキーボードとでキー配置が異なるキーを列挙すると、
日本語の「-」(「=」、丸括弧内は「Shift」+を示す。以下同様)は、USでは「-」(「_」)
日本語の「^」(「~」)は、USでは「=」(「+」)
日本語の「@」(「`」)は、USでは「[」(「{」)
日本語の「[」(「{」)は、USでは「]」(「}」)
日本語の「;」(「+」)は、USでは「;」(「:」)
日本語の「:」(「*」)は、USでは「'」(「"」)
日本語の「]」(「}」)は、USでは「バックスラッシュ」(「|」)
となる。
さすがにこれだけ異なると使いづらいので、ウェブで調べ、レジストリを書き替えて日本語キーボード106/109を使えるようにした。また、キーの反応が不安定であったが、改善されたようである。
2. スタートメニューのデザインは一新されている(下図)。右ペインのアイコンは上下にスクロールするようになり、タイル状のアイコンはかなり自由に配置することができるようになった。左ペインの最下部にあった検索はタスクバーに移動している。
図-Start Menu on Build 9926

スタートメニューがWindows 8.1から復活したことは、マウス操作には便宜であり、喜ばしいことだが、実は、私は殆どスタートメニューを使わないのである。ご存知の方も多いと思うが、「CLaunch」というソフトを私は愛用している。これに日頃使用するソフトのショートカットを登録して、画面右端に隠し、必要なときにマウスポインタを右端に当てて呼び出して使っている。この「CLaunch」は、極めてカスタマイズ性が高く、表示位置、表示速度、キーボードやマウスの操作、ウィンドウ枠やタブやボタンの大きさ・色、フォントの設定、テキストやアイコンの位置の微調整等々がカスタマイズ可能であり、その項目の多さ・詳細さは驚異的である。これを使っている限り、スタートメニューの出番は殆どない。Technial Previewでも、この「CLaunch」が基本的に動作することは確認している。
3. また、これまでのビルドでは、FDDを認識できず、ForumやFeedbackで要望が上がっていた。Microsoftから、FDDのドライバについては、いずれ実装する予定であると回答されており、この9926でそれが果たされ、FDDは認識されるようになった。
このような所謂レガシーと称される旧来のインターフェイスやディバイスに言及すると、決まって「今さら何を」と容喙し嘲罵を浴びせる輩が湧いてくる。自ら不要とするものを他者が必要とすることを許容しない愚昧の底には、新しきことのみ善きことであり、古きことは悪しきことであるとする短慮が横たわっている。無視すれば済むものを、英語の拙劣さを顧みず一言書きしるさずに済ませられなかった己の浅はかさを幾分恥じているところである(Question : Did Windows 10 drop floppy drive support)。
4. Technical Previewでは、既にウェブ上で指摘されていることではあるが、コマンドプロンプト及びPowerShellにおいて、これまで使えなかったキーボード・ショートカット(ホットキー)が有効となった("Windows 10 gets a fresh command prompt and lots of hotkeys")。その中で最も便利なキーは、コピー&ペーストと選択キーであろう。
「Ctrl」+「C」でコピーすることができ、「Ctrl」+「V」で貼り付けすることができるようになった。また、「Shift」+カーソールキーでテキストを選択することもできる。「Shift」+「←」、「Shift」+「→」、「Shift」+「↑」、「Shift」+「↓」、「Shift」+「Home」、「Shift」+「End」などが利用できるのである。これらは、ささやかな機能ではあるが、今まで使うことできず、不便を強いられていたものである。
これらホットキーは、デフォルトで使用可能であるが、万が一使用できない場合は、プロパティにその設定項目あるので、チェックを入れればよい。
5. さらに、何よりGadgetの復活を期待したい。既に「ガジェットをなぜ見捨てる」という一文にも書いたことだが、この機能は極めて便宜であり、Windows 10において是非ともガジェットを復活して頂きたい。もちろん、この願いはFeedbackを通じてMicrosoftに伝えている。賛同される方は、Feedbackにガジェット復活要望のコメントを見つけて「Me Too」をクリックするか、新たにメッセージを残して頂ければ幸いである。
確かに、「8GadgetPack」というソフトをインストールすることによって、ガジェットを利用することができるようになる。これはWindows 8及び8.1向けに作成されたものであるが、Technial Previewでも使用可能であることは確認できた。しかし、Windows 7で私が愛用しているI-O DATAの「I-O Drive Center」というガジェットだけが、「8GadgetPack」を用いてもTechnial Previewでは不具合を生じて使用できないのである。この「I-O Drive Center」(I-O DATAのストレージ等の対象製品を利用している人は無料で利用できる)はドライブ・モニターとして非常に利便性・視認性の高いガジェットであると評価しており、何としてもこれが使えるようにならないものかと思っているのである。
I-O DATAにその改善・修正を求めたとしても(既に要望は出しているが)、やはりWindows 10が正式にガジェットを採用しなければ、ベンダーとしてはそれに応ずるのは、なかなか難しいと言わざるを得ないであろう。ガジェットがWindows 10に採用されるのであれば、デフォルトで無効とされていても構わないのである。大々的にその復活を謳わなくとも結構である。そっとその機能をWindowsに忍ばせてくれれば、それでよいのである。現に、Technial Previewには、Program Filesの中にWindows Sidebarというフォルダが、中は空っぽであるにも拘わらず、残されているのである。
どうか、Microsoftにはガジェットの復活を再考して頂きたい。
四、
Microsoftが推し進めようとしているその流れ、デスクトップからスマートフォンまで同一のOperating Systemが適用されるという流れは、インフラストラクチャーとして成熟しつつあるインターネットを主な基盤とするクラウド環境の整備とその活用というさらに大きなコンピューティング世界の流れの中で、果たして如何なる結果をMicrosoft自身に、我々利用者にもたらすであろうか。
時代と社会が、そこで利用され活用される手段や方法を必要とし、生み出し、選び取るのである。手段・方法は時代と社会の制約を免れることはできない。コンピューティングという技術もまた然り。一介の利用者は言うに及ばず、コンピューティングに係わる広汎かつ強大な影響力を持つ企業と言えども、その制約から自由ではあり得ない。
人々は、この流れを有用有益として歓迎するであろうか。Windowsを利用したいと望む者は、従来のOSのバージョンという概念がなくなる以上、いずれはWindows 10を受け入れざるを得ないであろうが、Windows 7に改良を加えた程度のOSで充分だと思っている人は、私ばかりではないはずである。
総じて、我々Windows 7利用者の関心は、今使用しているソフトがすべてWindows 10で使用可能になるであろうか、ということに尽きよう。もちろん、それについてはソフト・ベンダー側の問題が大きいが、Microsoftにも然るべき対応が求められることもあろう。
画面を指先で撫でて操作することに未だ慣れず、必要なとき以外インターネットに接続することを好まない頑迷固陋な私が、この流れに棹さして進むことができるようになるには、まだ少し時間が必要かもしれない。 (2015.1.28)
【追記2】:
五、
いよいよこのInsider Previewも最終段階に来たようである。2015年7月16日(日本時間)、Build 10240への更新が開始された。バージョン情報を表示すると、「Windows 10」と正式に明示されるようになった。

(検索ボックスからWinverコマンドを実行)
Windows 10 Proは、"TH1 Professinal 10240"として、Windows 10 Homeは、"TH1 Core 10240"として、Windows Enterpriseは、"TH1 Enterprise 10240"として更新プログラムが提供されている。ただし、既にWindows Insider Programに登録していた者にのみ配信されているらしい(https://insider.windows.com)。まだ、大きな更新はあるらしいが、実質的には、これがほぼRTM(Release To Manufacturing)版ということのようである。
このWindows 10については巷間、様々に毀誉褒貶が飛び交っている。だが、自分に望ましいOSとその上で動作する必要なアプリケーションの全てを独りで作り上げる能力も時間もない一介のエンドユーザにとっては、しかもPCを自作する者にとっては、Windowsが依るべきOSとならざるをえない。勿論、Linuxのディストリビューションの有用性を認めるに吝かではないが、哀しいかな日常における実用の場面では、メインストリームとなりえていないのが現実である。当然ながら、Windows 7において日々用いているアプリケーションが、Windows 10で動作するかどうかが当面の関心事となる。今のバージョンではインストールすらできないものもある。Windows 10への対応に有償のアップグレードが求められるものもあろう。
小規模のフリーソフトのいくつかは、既にWindows 10対応版が提供されており、ソフトウェア・ベンダーにおいても、自社製品のTechnical Previewへの対応状況を逐一公表しているところもあれば、正式なリリースがあるまでは何らアナウンスをしないとしているところもある。しばらくは、現在使用している数十種類のソフトにつき、一つ一つWindows 10への対応状況を確認していくことになろう。今のところWindows 10の必要性をほとんど感じていないせいであろうか、気の進まない作業となりそうなので、ぼちぼちと進めることにする。
とはいえ、いずれは、主流はWindows 10へと移って行くのであろうか。しかし、そのときが来るとしても、Windows XPからWindows 7に移行させたときと同じことが、Windows 7からWindows 10へと移行した場合にも起こるであろう。
Windows 7ではうまくいかないことも、Windows XPならばたやすく行えてしまうことが、今もなおある。それは、単にソフトがXPでしか動かないというだけではないのである。これと同じ事態がWindows 7と10との間でも起こりうるということである。おそらく、海水だけでも淡水だけでも生きていけずに否応なく汽水域に棲息する魚のように、Windows XPと7と10とを使い分け、ときにLinuxを利用しながらPCライフを生きていくことになるのであろうか。
(2015.7.23)
tag : Windows10TechnicalPreviewInsiderUSキーボードCLaunchGadget8GadgetPack
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Re: No title
おはさん
コメントありがとうございます。
> 「8GadgetPack」をインストールしたら無事「I-O Drive Center」が表示できるようになりました。
そのOSは、正式リリース版のWindows 10でしょうか?
コメントありがとうございます。
> 「8GadgetPack」をインストールしたら無事「I-O Drive Center」が表示できるようになりました。
そのOSは、正式リリース版のWindows 10でしょうか?
No title
「8GadgetPack」をインストールしたら無事「I-O Drive Center」が表示できるようになりました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
Re: 9926のUIの日本語について
tomさん
コメントありがとうございます。
それにしても、日本語の表示は評判がすこぶる悪いですね。
日本語の担当者には頑張ってもらうしかありませんね。
コメントありがとうございます。
それにしても、日本語の表示は評判がすこぶる悪いですね。
日本語の担当者には頑張ってもらうしかありませんね。
9926のUIの日本語について
はじめまして。別件でこのブログにお邪魔しましたが、
Windows 10 TPの日本語化について、お礼ながら書かせていただきます。
すでに日本語化してしまったので、手順が日本語になってしまいますが、
Settings→時刻と言語→地域と言語→言語を追加する→日本語→日本語をクリック→オプション→言語パックのダウンロード
と後は細かい設定をすれば使えるはずです。
ただ、日本語化してわかったんですが、Win10TPのスタートメニューは日本語だと間抜けで使いずらいですね。
Windows 10 TPの日本語化について、お礼ながら書かせていただきます。
すでに日本語化してしまったので、手順が日本語になってしまいますが、
Settings→時刻と言語→地域と言語→言語を追加する→日本語→日本語をクリック→オプション→言語パックのダウンロード
と後は細かい設定をすれば使えるはずです。
ただ、日本語化してわかったんですが、Win10TPのスタートメニューは日本語だと間抜けで使いずらいですね。
「最悪」とまでは言わないが…
Niftyさん
コメント、ありがとうございます。
Windows 8に比べれば、Build 9926はキーボード・マウスを使う者にとって少しは真っ当なUIになっているようですので、「最悪」とまでは言わないでおきます。
失われた機能を補って余りあるユーザビリティが今度の新OSにあるのか、未だその魅力を見出せずにいます。まだ半年以上ありますので、見守ることにします。
駄目だとなれば、Windows 7を使い続けるほかありません。あと6年ほどは大丈夫そうですから。その先はどうなることやら…。
コメント、ありがとうございます。
Windows 8に比べれば、Build 9926はキーボード・マウスを使う者にとって少しは真っ当なUIになっているようですので、「最悪」とまでは言わないでおきます。
失われた機能を補って余りあるユーザビリティが今度の新OSにあるのか、未だその魅力を見出せずにいます。まだ半年以上ありますので、見守ることにします。
駄目だとなれば、Windows 7を使い続けるほかありません。あと6年ほどは大丈夫そうですから。その先はどうなることやら…。
デスクトップとしては最悪だと思います…
Windows 10 Technical Preview、入れてみて散々だったので、他の人はどう評価してるんだコレ…? と思いこちらに辿り着きました。
(実際、ベンダー以外プラス評価が皆無ってどうなんでしょうか;)
特にアルファベット以外の入力環境を全く考えていませんね。
先頭文字を押せばリスト選択できる英語環境と違って、日本語では ショートカット キーのないメニューや、カテゴリ分けされていない長大なリストボックス (フォルダ詳細表示項目の選択とか) は致命的です;
そしてリボン、クラシック化できないスタートメニュー、迷宮のようなコントロールパネル、使い物にならない Windows Search。
Windows Vista から非難を浴び続けてきた部分をゴリ押しする気満々なのが見て取れて、使う気が一切なくなりました。
どうしたらこんな実装ができるのか。
なぜだ、なぜなんだマイクロソフト…。
(実際、ベンダー以外プラス評価が皆無ってどうなんでしょうか;)
特にアルファベット以外の入力環境を全く考えていませんね。
先頭文字を押せばリスト選択できる英語環境と違って、日本語では ショートカット キーのないメニューや、カテゴリ分けされていない長大なリストボックス (フォルダ詳細表示項目の選択とか) は致命的です;
そしてリボン、クラシック化できないスタートメニュー、迷宮のようなコントロールパネル、使い物にならない Windows Search。
Windows Vista から非難を浴び続けてきた部分をゴリ押しする気満々なのが見て取れて、使う気が一切なくなりました。
どうしたらこんな実装ができるのか。
なぜだ、なぜなんだマイクロソフト…。