HP特有のエラー
一、ProBook 4540s
かつて我が家のノートPCはNECのLaVieと決まっていた。しかし、今ではカミさんが使っているだけとなり、子供達は東芝のdynabookを使っている。私はと言えば、HP(Hewlett-Packard、ヒューレット・パッカード)のProBook 4540sを愛用している。
その主な仕様は、
CPU: Intel Core i3-3110Mをi7-3612QMに換装(詳細はこちら、「ノートPCのCPU交換」)
Memory: 8GB (4GB x 2)
Storage: SSD Plextor PX-256M5Sに換装(内蔵されていたWDのHDDは外付けとして使用)
OS: Windows7 Professional SP1
二、HP特有のエラーと解消法
このProBook 4540sのイベントビューアーに長期にわたって記録され続けているHPに特有のエラーないし警告がいくつかある。少し気になったので、それらの解消法を調べてみた。HPの他のノートPC、EliteBookやPavilion等を使用している方にも参考になるのではないかと思う。
●1.
ログの名前: HP Software Framework
ソース: hpCasl
日付: 2016/XX/XX 22:23:29
イベント ID: 5
タスクのカテゴリ: なし
レベル: エラー
キーワード: クラシック
ユーザー: N/A
コンピューター: PCXXXX
説明:
2016/XX/XX 22:23:29.107|000013D0|Error |[hpcasl]Command::Get{hpCasl.enReturnCode(string,object&)}|An exception occurred 指定されたキャストは有効ではありません。
このエラーが具体的にどのようなものなのかは、分からなかったが、HP Support Forumsの書き込みを参考にしてエラーは解消することができた。
先ず、HP Software Frameworkをアンインストールして再起動し、C:\Program Files (x86)\Hewlett-Packard\Shared内にあるファイルを削除する。使用中のファイルは削除できないと警告が出れば、スキップする。その後、改めてHP Software Frameworkをインストールすればよい。
そのHP Support Forumsの"HP Software Framework Error Event 4 and 5"と題されたスレッド内の書き込みには、HP power assistantやHP hotkeysなどもアンインストールするとされているが、私の4540sでは、HP Software Frameworkのみのアンインストールで充分であった。
●2.
ログの名前: System
ソース: Service Control Manager
日付: 2016/XX/XX 22:43:51
イベント ID: 7000
タスクのカテゴリ: なし
レベル: エラー
キーワード: クラシック
ユーザー: N/A
コンピューター: PCXXXX
説明:
Portrait Displays SDK Service サービスを、次のエラーが原因で開始できませんでした:
指定されたファイルが見つかりません。
このエラーに関する記事で参考になりそうな情報は見つけることができなかった。しかし、何とかこれを解消することはできた。
一旦、Portrait Displays, Inc.のサイトからダウンロードしたHP Display Assistantをインストールし、再起動後アンインストールすれば、このエラーは発生しなくなる。もっとも、このHP Display Assistantは、ProBook 4540sでは使用できないようなのだが。
●3.
ログの名前: System
ソース: Microsoft-Windows-Kernel-PnP
日付: 2016/XX/XX 22:43:45
イベント ID: 219
タスクのカテゴリ: (212)
レベル: 警告
キーワード:
ユーザー: SYSTEM
コンピューター: PCXXXX
説明:
デバイス ACPI\HPQ6000\3&e89b380&0 のドライバー \Driver\WUDFRd を読み込めませんでした。
通常、この「~のドライバー \Driver\WUDFRd を読み込めませんでした」という警告は、サービスのWindows Driver Foundation - User-mode Driver Frameworkを「自動」にすれば発生しなくなるはずだが、この場合は、なぜかそうならなかった。HP Support Forumsを探すと、このACPI\HPQ6000とは、HP 3D DriveGuardのことのようである。しかし、それをアンインストールしても、再インストールしてもこの警告は発生する。
よくよく考えてみると、HP 3D DriveGuardは、HDDを衝撃から保護する機能を持つものであるから、SSDに換装している場合は、機能する必要がない。機能しようにも、機能しようがない。そのために上記の警告が発せられているのではなかろうか。いずれにせよ、SSDを使用する限りは、HP 3D DriveGuardは不要であり、この警告は無視しても構わないのではなかろうか。
かつて我が家のノートPCはNECのLaVieと決まっていた。しかし、今ではカミさんが使っているだけとなり、子供達は東芝のdynabookを使っている。私はと言えば、HP(Hewlett-Packard、ヒューレット・パッカード)のProBook 4540sを愛用している。
その主な仕様は、
CPU: Intel Core i3-3110Mをi7-3612QMに換装(詳細はこちら、「ノートPCのCPU交換」)
Memory: 8GB (4GB x 2)
Storage: SSD Plextor PX-256M5Sに換装(内蔵されていたWDのHDDは外付けとして使用)
OS: Windows7 Professional SP1
二、HP特有のエラーと解消法
このProBook 4540sのイベントビューアーに長期にわたって記録され続けているHPに特有のエラーないし警告がいくつかある。少し気になったので、それらの解消法を調べてみた。HPの他のノートPC、EliteBookやPavilion等を使用している方にも参考になるのではないかと思う。
●1.
ログの名前: HP Software Framework
ソース: hpCasl
日付: 2016/XX/XX 22:23:29
イベント ID: 5
タスクのカテゴリ: なし
レベル: エラー
キーワード: クラシック
ユーザー: N/A
コンピューター: PCXXXX
説明:
2016/XX/XX 22:23:29.107|000013D0|Error |[hpcasl]Command::Get{hpCasl.enReturnCode(string,object&)}|An exception occurred 指定されたキャストは有効ではありません。
このエラーが具体的にどのようなものなのかは、分からなかったが、HP Support Forumsの書き込みを参考にしてエラーは解消することができた。
先ず、HP Software Frameworkをアンインストールして再起動し、C:\Program Files (x86)\Hewlett-Packard\Shared内にあるファイルを削除する。使用中のファイルは削除できないと警告が出れば、スキップする。その後、改めてHP Software Frameworkをインストールすればよい。
そのHP Support Forumsの"HP Software Framework Error Event 4 and 5"と題されたスレッド内の書き込みには、HP power assistantやHP hotkeysなどもアンインストールするとされているが、私の4540sでは、HP Software Frameworkのみのアンインストールで充分であった。
●2.
ログの名前: System
ソース: Service Control Manager
日付: 2016/XX/XX 22:43:51
イベント ID: 7000
タスクのカテゴリ: なし
レベル: エラー
キーワード: クラシック
ユーザー: N/A
コンピューター: PCXXXX
説明:
Portrait Displays SDK Service サービスを、次のエラーが原因で開始できませんでした:
指定されたファイルが見つかりません。
このエラーに関する記事で参考になりそうな情報は見つけることができなかった。しかし、何とかこれを解消することはできた。
一旦、Portrait Displays, Inc.のサイトからダウンロードしたHP Display Assistantをインストールし、再起動後アンインストールすれば、このエラーは発生しなくなる。もっとも、このHP Display Assistantは、ProBook 4540sでは使用できないようなのだが。
●3.
ログの名前: System
ソース: Microsoft-Windows-Kernel-PnP
日付: 2016/XX/XX 22:43:45
イベント ID: 219
タスクのカテゴリ: (212)
レベル: 警告
キーワード:
ユーザー: SYSTEM
コンピューター: PCXXXX
説明:
デバイス ACPI\HPQ6000\3&e89b380&0 のドライバー \Driver\WUDFRd を読み込めませんでした。
通常、この「~のドライバー \Driver\WUDFRd を読み込めませんでした」という警告は、サービスのWindows Driver Foundation - User-mode Driver Frameworkを「自動」にすれば発生しなくなるはずだが、この場合は、なぜかそうならなかった。HP Support Forumsを探すと、このACPI\HPQ6000とは、HP 3D DriveGuardのことのようである。しかし、それをアンインストールしても、再インストールしてもこの警告は発生する。
よくよく考えてみると、HP 3D DriveGuardは、HDDを衝撃から保護する機能を持つものであるから、SSDに換装している場合は、機能する必要がない。機能しようにも、機能しようがない。そのために上記の警告が発せられているのではなかろうか。いずれにせよ、SSDを使用する限りは、HP 3D DriveGuardは不要であり、この警告は無視しても構わないのではなかろうか。
tag : HPProBook4540sSoftwareFrameworkPortraitDisplaysACPI\HPQ6000